2008 年
3 月
29 日
「区民参加の街づくり」建て直しは、外環の地域PIから
〜東名ジャンクション周辺の「現地見学会」に参加して〜
|
区議会第一回定例会にかけられた20年度予算案について、私たちが審議のポイントとした「区民主体」「区民参加」の再構築。今、実際の取り組みとして注目されるのが外郭環状道路の地域PIです。
外環計画は昨年の4月、地下構造で都市計画決定されました。実際の事業計画に地域の声を反映させるため、それまで国と東京都が主催してきたPIを、世田谷主導で行うことを機会あるごとに求めてきました。そして現在、東名高速ジャンクション周辺の地域PIが動き始めています。3月2日にはその第2回「地域課題検討会」が開催され、合わせてジャンクション計画地周辺を実際に歩き、自分の目で確認、メンバー間で共有する「現地見学会」が行われ、私も参加してきました。
国分寺崖線の上にある砧中学校に集合して世田谷通りへ下り、野川の上流に遠く御岳山をのぞめる喜多見大橋へ。野川を渡って「きしべの路」をすすみました。その対岸には掘割となった料金所ができる予定です。緑豊かなポイント、次太夫堀公園近くの水道橋をすぎたあたりが、外環が地上に出てくるところ。そこから高度をあげ、東名につなげるためには、崖線の一部である殿山(とねやま)の一部を削ってカーブを描く。その部分の高さは現在の東名高速よりさらに5〜10m上に。殿山の下には換気所が・・・。
スタッフから説明を受けながら歩いた現地では、建設計画がイメージでき、緑豊かでのどかな現地がまさに一変してしまうのだと実感しました。換気所付近からは殿山の下を通って、まさに道路計画線上にある住宅地へ。地域の方から「何とかして殿山を保全してほしい」という声を聞き、その先の農地のあたりは風向きが変わる特殊な地域、新たな大気観測点を設けてもらったというお話を聞きました。
この地域PIの登録メンバーは86名。地域の懸念とニーズ、その対策の考え方をまとめ、実施される事業に反映させるため、約10人の8つのグループでワークショップを重ねていきます。区の担当課長は「新領域での住民参加なので行方を見ていきたい」「住民参加・協働について、区も区民もある意味試されているのでは?」と言っています。まさにここから世田谷が先駆的に取り組んできた「区民参加の街づくり」を建て直してほしいと期待しています。
|
|
|
バックナンバー 最新20
|