平成18年度決算に反対! 世田谷区議会議員 竹村津絵
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2007 年 10 月 21 日    
平成18年度決算に反対!
〜市民と協働のまちづくりも後退〜
区議会第3回定例会が終わりました。

今議会では18年度決算認定審議が行われましたが、18年度一般会計予算は「区民の安全安心のためには、まず道路」とアピールする熊本区政の特徴を色濃く出した予算配分で、当時の会派「民主党・生活者ネット・社民党世田谷区民連合」では、初めて反対を表明した予算でした。その決算認定に生活者ネットワークは、下記の理由から反対しました。

数字で見る限りは、おおむね健全な財政運営といえますが、自治体の憲法といわれる「基本構想」の根幹に区が掲げている「区民主体のまちづくり」を大きく後退させた18年度でした。

大きな予算を配分した安全安心施策では、18億9000万円余りの不用額を生じさせています。特に区民や事業者と協働ですすめる必要のある事業や、新たな区民支援事業の目標達成度、予算の執行率が低い結果となり、区政が区民に十分理解されていないこと、これまで区が進めてきた協働のまちづくりが揺らいでいることをあらわしています。

区民と協働のまちづくりをすすめるために支所、出張所を置く「区役所の三層構造」が再編されて1年がたちましたが、窓口業務が縮小されて不便になったというのが区民の声です。土木課と事業者の建築申請窓口が本庁に引き上げられた結果、支所に残った区民と現場との調整役、街づくり課との連携がうすくなりました。

 重点項目には「子どもがいきいきと育つまち」とうたいながら、その中身の大半は子育て支援策であり、子どもが自ら育つ力を伸ばす「子育ち支援」の視点が欠けています。教育ビジョンには高い理想を掲げていますが、学校現場にはいじめや不登校、学級崩壊など課題が山積しています。子どもがのびのびと学べる学校づくりをすすめることが先決です。

男女共同参画社会推進のためには、条例の制定と専門所管の設置が必要であると求めてきましたが、いずれも未だ実現せず、DV対策等いっこうに進展がみられない状況です。

そして区政に大きな禍根を残したのが下北沢の地区計画策定手続きです。全国一律のルールではなく、地域に根ざしたまちづくりルール=地区計画の策定は、まさに「区民主体のまちづくり」の象徴であり、区は街づくり条例を策定して先進的な取り組みをすすめてきました。しかし、下北沢の地区計画では専門家を交えた市民グループから代替案の提案がありながら、協議の場も設けられず、法にもとづく区民意見聴取手続きにおいて、区が賛成意見を誘導するといったことまで行い、決定がなされる審議会には、区役所前や傍聴席の前にたくさんのガードマンが配置されました。

このような姿勢で区政運営が行われた18年度の決算に反対するとともに、20年度の予算編成においては今一度、基本構想にたちかえり「区民主体のまちづくり」を再建することを強く求めました。



バックナンバー 最新20
723 見てきました、由布院のまちづくり その1
714 夏休みには「研究ノート」制作を!
78 北沢のまちの屋上オアシス
629 08.神奈川大学ゲストレクチャー報告
624 トラブルは、電話で家庭へ運ばれる
620 もうひとつの争点・・・庁舎整備問題
616 世田谷でも「プラスチックは資源」です!
65 障害に負けず、たくましく意欲的に
528 プラスチック焼却 本気でしゃべら!ナイト
521 集めてみました! 資源にもどせるプラ容器や袋類
53 期待される世田谷の「環境会計」
427 地域にふさわしい建物の高さ制限は?
410 サイレント・マジョリティの声を捉えるアンケート調査、実施中
329 「区民参加の街づくり」建て直しは、外環の地域PIから
321 これからの世田谷の街づくりを問う
314 埋立地の残余年数が50年に延びて、問われる区長の政策判断
229 「風景は資産」「景観は文化財」、の時代
224 市民は解決の力をもった「計画細胞」だ
218 災い転じて・・・仙川・安藤ストリート
24 20年度の予算編成と区政運営は?
128 国会をもっと身近な存在に!!

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は世田谷区議会議員 竹村津絵 にあります。