市民による松葉のダイオキシン調査、その結果は? 世田谷区議会議員 竹村津絵
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2007 年 7 月 16 日    
市民による松葉のダイオキシン調査、その結果は?

バックナンバー・3月7日「プラスチック焼却でどうなる? 私たちの環境」を見てくださった方、お待たせしました! 今回の調査結果が出ました。まだ見ていない、という人はバックナンバーと合わせ、読んでください。

23区が20年度からプラスチックを燃やすことを決定し、世田谷区でも7月から一部のモデル地区で「実証確認」が始まっています。排ガス中のダイオキシンなど汚染物質濃度は環境基準内におさまる、とは言われていますが、私たち区民にとって問題なのは濃度ではなく、絶対量! 24時間、365日空気を吸っているのですから・・・。

そこで「プラスチックが燃やされる前と後の環境中のダイオキシンを、松葉を使って調べよう」という活動が起こり、焼却前のサンプリングを3月に実施。7月14日に結果報告の会が開かれたのです。

同様の調査はダイオキシン問題がクローズアップされた後の99年にも行われていますが、全体としてダイオキシン類濃度は99年よりも大幅に改善され世田谷、目黒、品川、大田の4区では20〜25%にまで低下していました。これはこの間、区民が分別を徹底させ、行政が清掃工場の施設改善をはかってきたからに他なりません。しかし江東区の改善は54%に留まっていました。

分析項目は@ポリ塩化ジベンゾパラダイオキシン(PCDD)Aポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)で、いずれもPCDFの割合が圧倒的に高かったのですが、これは「原因が焼却によるものである」という結果だそうです。また全国平均に比べると多くの地域で高濃度となっており、まだまだ改善が必要であることが明らかです。
報告会の55人の参加者はだれもが、20年度に23区から出る大量の廃プラスチックを焼却にまわしてはいけない、と感じたことでしょう。

前日13日には区議会に出された廃プラスチック資源化の拡充を求める陳情が、清掃・リサイクル対策特別委員会の全会一致で「趣旨採択」となりました。現在23区中、ペットボトルとトレー以外の容器包装プラスチックもリサイクルさせると決定したのは12区。していないのは世田谷を含めた11区と少数派となっています。世田谷でも今後、区民、議会、行政みんなで知恵をしぼってリサイクルへの道をさぐっていきましょう!



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