2006 年
4 月
11 日
今、求められる、新たな市民参加のまちづくり制度
〜シンポジウム「シモキタらしさを守り育てる」に参加して〜
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下北沢のまちを都市計画道路・補助54号線が貫く計画が事業認可目前となり、合わせて地区計画によるまちづくりのルール作りもすすめられています。シモキタは車の入ってこない細い路地の集合体のようなまち。ストリートごとの個性があり、そぞろ歩きが楽しめることが魅力です。ところが幅員26〜22mもの補助54号線ができれば、まちが分断され、魅力が喪失してしまうと、今、市民が声をあげ、都市計画の専門家たちがこれをバックアップしています。
これまで市民グループや専門家から7つの代替案が出されていましたが、4月9日に代沢小学校の体育館で開かれたシンポジウムではこれらの提案をまとめ、A案、B案としてまとめられた2つの具合案が発表されました。
私も3月の区議会・予算特別委員会質問で、広い幅員の54号線は「広場」として機能させ、大きく枝をはる世田谷区の木=ケヤキの緑化空間とし、オープンカフェなどをと求めましたが、この2つの案には、極力車両をまちの中心部に入れないための、具体的な計画が示されています。
また提案は8つの案を参考に、専門家を中心とした住民参加による3回の「シャレット・ワークショップ」で作成されました。世田谷区は全国に先駆けて「街づくり条例」を策定し、住民参加での街づくりのルール作りを制度化していますが、これは決して十分機能しているとはいえません。行政が示したまちづくりの案に、こうした代替案が出された場合、それを合わせて市民と事業者、行政が連携して実際の計画を作り上げていくための制度が今、求められていると痛感します。この下北沢の動きが、そのための先駆事例となるよう、応援したいと思います。
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