2006 年
1 月
23 日
ジャングルになる? 自然公園
〜11月26日・国分寺崖線ウォーキングからの報告〜
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昨年11月26日、世田谷・生活者ネットワークの環境部会が主催して、二子玉川から等々力渓谷まで、晩秋の国分寺崖線を歩きました。10人の参加者はこの日初対面、という人も多かったのですが、崖線の保全、公園整備の点で全員が同様に感じた課題がありました。
それは上野毛自然公園のシュロの増殖です。大井町線上野毛駅から環八を渡り、稲荷坂を少し下った崖線にある上野毛自然公園は、本来はスダジイ林であったといいますが、その下一面にシュロが増殖していました。シュロは亜熱帯性のヤシ科の植物。土壌が凍ると茎が枯れてしまうため、以前は鳥が運んだ種が発芽しても、冬にはその多くが枯れ、増殖することがなかったものです。しかしながらここ10年ほどは東京で土壌が凍結することがなく、苗がすべて生き残るようになったといいます。
目黒の自然教育園では1949年の開園当時は1本もなかったシュロが今では約1600本に! 上野毛自然公園も同様の現象が起きており、このままではやがてジャングルの様相に!? 「区民参加で早いうちに苗を抜く、などの対策が必要」というのがこの日の参加者共通の考えでした。
年明けの1月13日、参加者の意見を伝え、合わせて区の見解を聞くために玉川総合支所・土木課を訪ねました。区の見解は「シュロの増殖については十分認識しているが、抜くのかそのままに保つのか、現在方針がない。『自然公園』なので、自然のままに保ってきた」とのこと。なるほど! 自然公園の植生の変化に手を加えるべきかどうかは議論が必要かもしれません。私は地球環境の自然変化ではない、温暖化による植生の変化は軌道修正してもよいのでは、と考えますが、皆さんはどう思いますか?
「等々力渓谷公園については18年度、区民参加で合意形成をし、整備していく予算もつけた」と聞きました。今後は中小の自然公園や緑地などのこうした課題についても区民参加でとりくんでいく仕組みをつくりたいと考えています。
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