救急車到着までに、あなたにできること 世田谷区議会議員 竹村津絵
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2005 年 12 月 13 日    
救急車到着までに、あなたにできること
〜〜救命講習会に参加して〜〜
 愛知万博の会場に設置されたことで注目をあびた「AED(自動体外式除細動器)」。心電図自動解析装置を内蔵した医療機器で、除細動(電気ショック)が必要な不整脈を判断し、電気ショックを与えることができるものです。

 世田谷区内の公共施設などでも設置がはじまり、現在区役所庁舎、総合支所、区民会館、キャロットタワー、総合運動場温水プールなど24箇所で設置されていますが、その使い方は?ということで12月12日、世田谷消防署の救命講習を受けました。

 AEDの使い方はいたって簡単! スタートボタンを押した後は音声ガイドに従って@パットを患者の胸にあてる A心電図自動解析スタート B指示があれば電気ショックを与えるボタンを押す これだけの操作です。愛知万博ではこれで4人の命が救われたというので、今後の普及による人命救助の効果が期待できます。

 当日は他にも人工呼吸、心臓マッサージの指導が行なわれ、30数人の参加者全員が人形を使っての実施トレーニングを受けました。意識がなく十分な呼吸もない場合は救急車到着までの間に患者の気道を確保し、まず人工呼吸を。それでも呼吸、咳、体の動きがなければ心臓マッサージ15回と人工呼吸2回を繰り返し行い、AED,救急車の到着を待ちます。グループで何回もこのトレーニングを繰り返し、頭で記憶するのではなく、体に覚えさせるといった感じのトレーニングでした。
私がこの講習を受けるのは、実は2回目。1回目は阪神淡路大震災の後、いざというときに私には何ができるのかと思っていたさいに、救命講習の開催を知り参加したものです。もう10年も前のことですが、そのときより2回目の今回のほうが、より身についたと感じられ、繰り返しトレーニングを受けることも大切と実感しました。

 1200万人が生活するこの東京に、救急車はわずか217台とのこと。近々5台増えるとはいうものの、想像以上に少ない台数に驚きました。世田谷消防署には5台、玉川・成城の消防署にはそれぞれ3台だと聞きました。救急車が到着するまでの平均時間は6分間。その間に人の生死が分かれる瞬間があるかもしれません。皆さんもお近くで講習の機会があれば、ぜひ体験してみてください。



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