「風景は資産」「景観は文化財」、の時代 世田谷区議会議員 竹村津絵
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2008 年 2 月 29 日     カテゴリ:活動報告
「風景は資産」「景観は文化財」、の時代
〜新しい条例で「風景・景観」を守る〜
昨年12月11日、「景観行政団体」となった世田谷区。2005年6月に景観法が施行される以前から取り組んできた「風景づくり」をさらにすすめることが期待されます。

2月24日の日曜日には第2回「地域風景資産」を選定するための公開選定会が行われました。「地域風景資産」とは、みんなが誇りと愛着をもっている風景を世田谷の「資産」として、活動によって守り、育てていこうとするものです。

第1回に選定されているのは「慶元寺三重塔の見える風景」「喜多見大橋から見た野川上流の眺め」「双子の給水塔の聳え立つ風景」など36物件。この日は新しく30物件が区民から推薦され、選定されました。「喜多見ふれあい広場から見た野川と国分寺崖線の纏まった緑」という自然系から「元気でやさしい松蔭神社通り」など街の賑わいを感じるものまで。20人の選定人(区民、専門家、区職員)が現地を確認し、活動プランとその実現の可能性を審議して選定を決定しました。

これまでは「選定」されただけでは開発があった際、保全できないという課題があった地域風景資産ですが、景観行政団体となったこれからは、さらに「景観重要建造物」「景観重要樹木」として指定することで、保全していくことも可能になりました。

そしてもうひとつの保全策が今、開催中の区議会に提案されています。法改正を受けて文化財保護条例を改正し、新しく「文化的景観」を文化財として位置づけようというものです。寺社を中心とした景観、歴史的建造物を含む景観などが対象となります。

世田谷の街にも大型開発がすすむ今、風景はまさに資産、景観は文化財といえるものに。風景づくり条例と文化財保護条例の積極的活用で、世田谷の原風景をしっかりと守っていきたいものです。


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