2007 年
12 月
16 日
カテゴリ:活動報告
世田谷区、いよいよ「景観行政団体」に!
〜景観法を活用して魅力ある景観・風景をつくりましょう〜
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京都の町並みにそぐわない超高層の駅ビル、国立の並木道の景観を壊す大規模マンション・・・全国の景観保全をめぐる論争は記憶に新しいことですが、その後街づくりに「景観」の視点を位置づける「景観法」が施行されたのは2005年6月のことです。しかし市区町村がこの法律にもとづく規制や取り組みを実行するにはまず都道府県と協議し、同意を得て「景観行政団体」となる必要があります。世田谷区はこの間、東京都と協議を進めてきましたが、12月11日、待ちに待った「景観行政団体」となることができました。
景観法では「景観計画」を定めて景観行政をすすめることができるとされていますが、世田谷区は現在、その「風景づくり計画」案を区民に示しています。「東京の田園都市として武蔵野の面影を感じることができ、住む人が主役となった魅力ある風景をつくっていく」ための方針として@地形の特徴をいかす A水や緑の風景をつくる B地域の歴史を大切にする C暮らしの風景をつくる D賑わいの風景をつくる E色彩の調和のとれた風景をつくる といった6項目を掲げ、それを実現するための基準を示しています。 区内全域でこの「風景づくりの基準」を遵守した設計等を行うこととされ、大規模な行為は区への届出が必要となります。
さらには区のみどりの生命線=国分寺崖線一帯の「水と緑の風景軸」を風景づくり重点区域とし、みどり豊かな自然的環境をいかすための風景づくりの方針&基準が定められました。
また、これまで区民が選定してきた「地域風景資産」などを法で定める「景観重要建造物」「景観重要樹木」として指定し、保全していくことも可能となりました。 道路や公園などは「景観重要公共施設」として積極的に景観を大切にした整備を行っていきますが、富士山をのぞむ4つのビューポイント(成城の富士見橋と不動橋、岡本の富士見坂、上野毛の富士見橋)は富士山を眺められることがわかるような意匠を設けたり、電線等の規制を行います。さらに多摩川の河川区域では河川風景を継承するため、生態系に配慮した自然環境の保全・創出などを進めていきます。
我が家は先日、外壁の塗装をしたのですが、この「風景づくり計画」に示された「街並みと調和した色彩」を選びました。区内の建物の8割が暖色系で、飽きのこない色彩であり、自然の色彩とも調和することから、この暖色系から選ぶことが望ましいとのことです。 風景・景観を楽しめる世田谷のまちを、行政とともにつくっていきましょう!
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