東京外郭環状道路について 世田谷区議会議員 竹村津絵
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2006 年 8 月 14 日     カテゴリ:活動報告
東京外郭環状道路について
〜今、市民の議論が必要です!〜
東京外郭環状道路=「外環」の練馬区―世田谷区の16キロ区間は、住民の反対で計画が凍結されていましたが、東京都は40年ぶりに、都市計画変更に向けた新しい計画案を公告・縦覧し、都民から意見を募りました。私も意見書を提出しましたが、今後1〜2年で計画変更の是非について結論が出されるといいます。

これまでPI協議会やPI沿線会議、意見をきく会などが多数開催され、国と東京都は「合意が得られた」と、このような手続きに入ったのですが、これまでの区民意見を見る限り、外環の必要性そのものを疑問とし、東名以南の計画がない現状では世田谷区に通過交通を増やすことになること、排気塔からの排ガスによる大気汚染など周辺環境への影響に対する懸念が多く、世田谷区民は決して「合意した」とは思えません。
6月28日には沿線の地域ネットの連携で、7月15日には世田谷ネット主催で専門家を交えての学習会も開催しましたが、たくさんの区民意見が今、必要です。

都市計画変更案と合わせ「環境影響評価準備書」も公告・縦覧されましたが、全体として、実態に即さない甘い予測・評価については危機感を覚えます。大気質について二酸化窒素は「最大0.056」と環境基準の0.06ぎりぎりとの予測ですが、これは外環だけのもの。周辺道路からの排ガスと合わせればどれだけの濃度になるのでしょうか。区内の喘息の子どもはこの6年間で2倍に増えており、決して憂慮できる数値ではありません。
また、現在でも都内各地で環境基準が達成されていない光化学オキシダントについて予測・評価が行なわれていないことは、大いに疑問です。

地下40メートルの大深度道路を東名につなぐためには地上に上げなくてはなりませんが、その位置はちょうど国分寺崖線と野川の間。つまり国分寺崖線から野川への水みちを分断してしまうことも大いに懸念されます。けれども今回の準備書では、大深度法適用のために必要とされる環境調査も行なわれていません。国分寺崖線の水みちへの影響は世田谷区に限ったことではありません。きめ細かな地質調査や時間をかけた地下水のモニタリングを行って、地下水に関する環境評価を万全にすべきです。

みなさんは、どう考えますか? ご意見をぜひ、お寄せください。



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