サーマルリサイクル=廃プラ焼却は「背水の陣」! 世田谷区議会議員 竹村津絵
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2006 年 7 月 2 日     カテゴリ:活動報告
サーマルリサイクル=廃プラ焼却は「背水の陣」!
〜区議会第2回定例会・一般質問概要報告 NO.1〜
私の質問に先立つ他会派の代表質問で、初めてサーマルリサイクルについて答弁した熊本区長の「サーマルリサイクルは喫緊の課題だ」発言にはビックリ!6月9日の一般質問で私はまず、この発言に反論すべく「サーマルリサイクルは23区の清掃・リサイクル事業にとって背水の陣だ」と申し述べることから質問をすすめました。

今、世田谷区にとって「喫緊の課題」は、法律で定められながらもこれまで手を付けずにいた、PETボトル以外の容器包装リサイクルにいかに着手するかということ。そのための予算措置をはかることです。区がリサイクルを拡充しなかったのは、法改正で事業者による回収を求めてきたからですが、この質問の前日に可決した改正・容器包装リサイクル法は、これまでどおり回収を自治体の責務としました。区はもう課題を先送りすることはできなくなったのです。

この現状をふまえ、PETボトル以外の容器包装プラスチックリサイクルをどう拡充させるのかを問いましたが、「検討する」にとどまり、明確な答弁は得られませんでした。

新たなリサイクルルート確立がどうしても不可能な場合、これまで「焼却不適物」としてきたプラスチックをの焼却を解禁するのが「サーマルリサイクル」ですが、プラスチックを燃やし続けている大田第2工場の排ガス中のダイオキシン濃度に着目すれば、わずか6年前の平成12年、現在の環境基準の11倍も高い値を示していました。私たちは分別を徹底し、巨額の税金を投じて短期間で画期的にダイオキシン問題を改善してきたのです。
サーマルリサイクルはこの間の努力を無にし、将来にわたる健康被害を生んでしまうかもしれない危険をはらんでいながら、政策決定のプロセスも非常にわかりにくくなっています。
そこで誰が、どこが最終決定を下すのか? 責任の所在はどこにあるのか? を問いました。

答弁は「各区と清掃一部事務組合が連携・調整をはかりながらそれぞれの判断と責任により決定を行っていく」というものでした。

容リ法に拡大生産者責任を強化できなかったのは、自治体がリサイクルにかけている費用を明示できなかったことが原因。今後、リサイクル拡充の可否はコスト論となっていくはずなので、費用を明確に議会に示しながら検討することを求め、質問を終わりました。



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