2006 年
5 月
12 日
カテゴリ:活動報告
特別保護区「神明の森みつ池」はこんなところです!
〜自然観察会に参加して〜
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新緑が美しい季節になりましたね。区内にはたくさんの素晴しいみどりスポットがありますが、ご紹介する「神明の森みつ池特別保護区」はその中でも特別な場所。区の特別保護区は他にも「烏山弁天池」「深沢八丁目無原罪」「経堂五丁目」と3箇所ありますが、これまで一般公開されず、保全最優先で管理されてきたのは成城の国分寺崖線にあるこの「みつ池」だけ。23区に2箇所しか自生していないゲンジボタルや絶滅危機種に指定されている多くの貴重な動植物のサンクチュアリなのです。
けれどもその貴重さ、保全の必要性はその魅力を知ってこそ人々に理解されるもの。私は機会をとらえて、必要最小限の公開を求めてきましたが、昨年は1回、そして今年は3〜4回の自然観察会が設定されることになり、今年の第1回、4月22日に私も参加しました。
みつ池ではボランティアによる植生や湧水の調査、季節に合わせた草刈や落ち葉かきなどの保全活動が10年以上も続けられてきましたが、当日の主催は現在活動を行なっている「成城みつ池を育てる会」。スタッフが約23,000uの敷地を案内してくれました。500種もの植物が自生するというみつ池ですが、春の可憐な野草が咲き、野川へそそぐ3箇所の湧水がある水辺は目に染み入るような新緑の輝きに満ちていました。スタッフがその場で採取した清流にしか育たない水生昆虫を見せてくれたのには感激!
さて、みなさんは木を切ることは間違った行為だと思いますか? 実はこのみつ池でかつて大論争があったのです。木は50〜60年で衰えていくもの。20年サイクルで木を切って活用し、日当たりの良くなったその場所からまた若い木を育てていくのが里山の雑木林の維持管理の手法で、試験的に11本の木を切ったのですが、それが区議会で大問題に。その論争もおさまった現在、その場所はひときわ明るく、若い木が育って新しい森の活力を感じられる一角になっていました。毎年600匹ものカブトムシが生まれるそうですが、古い木は樹皮も堅くなり樹液が出にくくなるため、カブトムシ生育のためにも木を更新させていくことが必要と聞きました。 人が手を入れてこそ、いつまでも明るく、生き物を育む森が保てることをみつ池は教えてくれています。
★次回の自然観察会は7月22日です。お知らせは区報で。ぜひご参加下さい!
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