「保全」と「開発」をどう統合させる? 世田谷区議会議員 竹村津絵
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2005 年 5 月 9 日     カテゴリ:活動報告
「保全」と「開発」をどう統合させる?
〜せたがやトラスト協会と都市整備公社〜
昨年、トラスト協会の事務所は国分寺崖線と野川の間に位置する場所に移転。成城学園前駅から徒歩約17分、自然観察の休憩に訪ねてみてください。地図や図鑑、Tシャツなどオリジナルグッズも販売されています。
世田谷区成城4−29−1
☎03−3789−6111


都市のみどり保全・創出のために区民参加でトラスト運動をすすめてきた「せたがやトラスト協会」と、市街地再開発や土地区画整理事業、住宅・駐車場管理、公共施設保全事業、まちづくりセンターによる区民主体のまちづくり支援やコーディネート事業をすすめてきた「都市整備公社」、この二つの財団法人の統合が今、検討されています。保全と開発という相反する事業をすすめてきた団体だけに、「トラストのみどりの保全活動はどうなる?」と危機感を抱いている方も多いようです。どのような統合なら賛成できるのかを考えるための情報提供として、区の検討の経緯やその内容などを報告します。

区は平成15〜16年度において外郭団体の見直しを行い、このほど「外郭団体改善方針」をとりまとめました。この方針で両者の統合が示され、11月までに統合計画をまとめ、18年1月に統合申請、4月より統合財団スタートというスケジュールが示されています。
この「方針」に示されたトラスト協会の改善提案は「これまで培ってきたボランティアネットワークや賛助会員の支援など「財産」を活用し、世田谷のみどりの保全・創出を総合的に進める」というもの。都市整備公社については「まちづくりセンターの機能を核にみどり、まちづくり、住まいづくりに関する地域活動の支援とコーディネート機能の強化を図る」とあり、そのために両者の統合が提案されています。こうした文言を見るかぎりでは、区もみどりの保全を今後も重要課題としており、統合によって両団体にかかわる区民の力を集め、いっそうの推進を図ろうというものに読み取れます。理想的な「改善提案」であると思いますが、現実的にはそう簡単ではないでしょう。私は、自然環境保全の意志をうすめてしまわないためには、都市整備公社のまちづくりセンター事業をその他の事業と切り離し、前者とトラスト協会を統合し、後者は再度、区との役割分担を行い、指定管理者制度導入なども合わせ検討することが良いのではと考えます。

統合計画がまとめられるのは11月。それまでに実際にボランティアや賛助会員としてトラスト運動に参画してきた区民にとって、どのような統合なら賛成できるのか、区にしっかりと伝えていかなくてはなりません。ご意見をぜひ、お寄せください!


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