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2008 年
7 月
28 日 見てきました、由布院のまちづくり その2 〜見て、歩いて感じた「当たり前」を明文化する必要性〜 |
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由布院に着いたのは7月19日の日暮れ時。由布岳をのぞむ駅前通りには、聞いていたとおり電信柱がない! 地中化ではなく、建物の後ろに「隠した」のです。足元にはかつての電信柱の痕跡が残っていました。知恵と工夫で景観はつくれるのですね。翌20日は朝から九州の熱い太陽が照りつけるなか、地図を片手に「湯の坪街道周辺地区景観計画区域」をじっくりと歩いてみました。由布院観光のメインストリート=湯の坪街道を中心に、大分川と湯の坪川、ふたつの川沿いの道など6つの道路の周辺エリアに「景観計画」「景観協定」が適用されるエリアです。 「景観計画」は景観法にもとづいた規制基準。壁面後退、建物の高さ、勾配屋根、自然素材使用など、建物・工作物に関する一律のルールです。 「景観協定」は参加した人たちで守るルールですが、こちらも景観法にもとづくもの。由布院では@商品の陳列は道路から0.5m以上あける A植樹・緑化のルール B電光掲示板や点滅照明の禁止 Cごみ拾いや掃除、防犯パトロール、美化活動などに参加をうたった「商い協定」。看板の枚数や面積、形態などを定めた「看板協定」。看板の色彩についての「看板色彩協定」の3つを策定しました。 さらには法的な強制力はもたないものの申し合わせとして守っていくルール「紳士協定」(おもてなし協定)を設け、客引きやビラ配り、試食・試飲、音楽・音声案内の自粛をうながしています。 実際に区域を歩いてみると、統一感ある落ち着いた建物や看板の街並に!?と感じるお店もありましたが、音声による客引きやビラ配りはすでに自粛ムード? 1軒も出会いませんでした。まちの「当たり前」のルールを改めて明文化したことによる効果はすでに出始めているようです。 世田谷の「当たり前」は家々にみどりの潤いがある街並。景観計画は策定しましたが、「当たり前」を継承するためには、もう一歩踏み込んだルールが必要と教えてくれた由布院でした。 写真:右上/勾配屋根、雨宿りできる軒先、自然素材の看板・・・これが由布院の「当たり前」 左下:由布院のまちづくり発祥の地、ともいえる旅館・玉の湯の前。川沿いのフェンスの緑化、金属製の橋の欄干には竹がかぶせられ、川へ注ぐ排水口も竹のよしずで覆われていました! 右下:中にはこんなお店も。よーく見るとルール内、ともいえそうだけど・・・・ | ||
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