市民は解決の力をもった「計画細胞」だ http://takemura.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2008 年 2 月 24 日
市民は解決の力をもった「計画細胞」だ
〜新しい市民参加の手法=プラーヌンクスツェレ〜
プラーヌンクスツェレ。この聞きなれないドイツ語が「市民参加のまちづくり」分野で今、注目を浴びています。英語では、プランニング・セルズ=計画細胞という名のこの手法はドイツのディーネル教授が1970年代に考案した市民参加の手法です。ドイツでは住民投票などの直接民主主義の制度を確立しながら、実際には「市民の声を聞く」ことは難しく、30年たった今、このプラーヌンクスツェレが注目され、ドイツのみならずEUで、そして日本でも各地で試験的取り組みがはじまっているのです。

2月23日には日本青年館で日本における取り組みの事例紹介を行う「市民討議会見本市」が開催され、参加してきました。中心になっているのは青年会議所のメンバー。無作為で抽出された市民が、有償で一定期間参加して、小グループでの討議を重ねて意見形成し、公共的課題に提言する・・・このプラーヌンクスツェレの実践例は東京では三鷹市や千代田区、立川市などにありました。

シンポジウムの後半は日本プラーヌンクスツェレ研究会代表の篠藤明徳氏コーディネートによるパネルディスカッション。行政課題が広く多岐にわたる現状では議会にも限界があり、こうした直接民主主義制を入れていく必要があること、しかし提言後の最終決定はあくまでも議会が行うべきであること、テーマによっては在日外国人の参加も必要であること、などなど、パネリストから意見が出されました。

世田谷区も今、多くの課題を抱えています。一般区民の意思をどうとらえるのか、区民の合意形成をどうはかるのか・・・このプラーヌンクスツェレは有効な手法となるのではないかと感じています。

★ 日本プラーヌンクスツェレ研究会

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