どうつくる? 資源循環型社会 http://takemura.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2006 年 8 月 21 日
どうつくる? 資源循環型社会
〜第11回 東京とことん討論会に参加して〜
毎年夏に東京23区のごみ問題を考える区民、事業者、行政が議論を展開する熱い2日間「東京とことん討論会」が今年も8月18日、19日に開催されました。

初日の基調講演はグリンピース・ジャパン事務局長の星川淳さん。四半世紀近く屋久島に住み、世界遺産の島でごみが野焼きされている現状に心をいため、作家・翻訳活動の傍ら、屋久島の資源循環型システムづくりに取り組んだ星川さんは、様々な社会的制約があるが「ごみ問題は原点から考えることを忘れてはならない」と訴えられました。

3つの分科会の中心テーマはやはり、20年度から本格実施されようとしている廃プラ焼却問題です。私が参加した第2分科会ではプラスチックを燃やさないためのシステムづくりについて議論しました。先駆的に容器包装プラスチックのリサイクルをすすめている柏市の石名坂課長の報告には「やればできる!!」を感じ、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会の滝田専務理事の「改正容リ法によるこれからの5年間が重要」というひとことには重みを感じました。

世田谷区でも不燃ごみの半分以上が容器包装プラスチックです。まず、私たち消費者がごみにならない商品を選択することが必要です。次には、区に分別回収を求めること。区が回収しさえすれば、いますぐに半分以上のプラスチックごみがなくなるのです。区は集めたプラスチックを圧縮・梱包する中間処理施設がつくれない、といいますが、最近はそのまま引き取ってくれる業者も多いということを耳にします。分別回収は果たしてどれだけのコスト増大になるのか、ということと合わせ、実態を調査した上で、世田谷区にふさわしいリサイクル・システムの構築を求めたいと思います。

2日の全体会では、私も23区の生活者ネットワークですすめている23区の区長の意向調査について報告しました。廃プラ焼却と合わせ、清掃工場の事業委託と売電を目的とする新会社設立計画は区長会のトップダウンですすめられており、直接、区長と話す必要性を感じて取り組んでいる活動です。計画に疑問を感じている区長も複数いることがわかりました。

資源循環型社会をどうつくるのか、23区は大きな瀬戸際に立っています。道を誤らないよう、今後の清掃事業をしっかりと循環型社会への軌道に乗せたい。日々、思いをつのらせる毎日です。



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