市民の政治参加のために、大学生から3つの課題提起 http://takemura.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2005 年 12 月 21 日
市民の政治参加のために、大学生から3つの課題提起
〜神奈川大学・法学部ゲストスピーカー報告〜
 昨年に続き今年も12月14日、神奈川大学法学部自治行政学科へゲストスピーカーとしておじゃましました。テーマは「地方議会・地方行政への市民参加」。これまでのように市民が政治家や行政に「お任せ」の図式では、様々な課題に対応できないと感じていること、政治は市民にとって遠いものではなく、生活に直結するものであること、など事例を挙げてお話ししました。地方分権への流れの中で地方行政・地方議会の重要性が増す一方、コミュニティ組織である町会や自治会が高齢化している今、若い世代の参加がどうしても必要、と訴えました。

 学生さんの発言から、また終了後に約90人から提出されたアンケートから、私自身、今回は大きく3つの課題を投げかけられたと感じています。

 1点目は選挙制度について。「選挙に行きたくても住民票を実家から移していないので投票できない」という発言があり、これは盲点でした! アンケートにも同様の指摘が多く、「学校や会社でも投票できたらいい」「郵送などでも投票できるように」「住んでいるところの投票に参加できるように」などの提案がありました。大学生などの投票制度を考える必要がありそうです。

 2点目は行政や議員からの情報提供のありかたです。わかりやすく積極的に知らせてほしい、話し合いの場をなどをもうけ、参加の環境をつくってほしいという要望が寄せられました。これは昨年も投げかけられ、私自身1年間、何とかしたいと考えてきたことです。このHPを更新したり、区政報告のチラシをポスティングしたり、行政と区民の話し合いの場をつくったりしてみましたが、まだまだ不十分。今後の大いなる課題です。

 3点目が政治やまちづくりへの参加について、学校教育にも取り入れる必要がある、ということ。質問をした学生さんからの課題提起でしたが、アンケートでこれに賛同する意見、提案がたくさんありました。日本では政治を語るのはタブーといった風潮もあり、まずここから脱皮しなくてはなりませんね。

 なによりうれしかったのが「地域が好き」という声が意外に多かったこと。自治体職員を希望している、という人も「地元へ帰って」と言っていました。アンケートにも「市民参加は地域が好き、ということから始まる」という意見が。若いエネルギーの可能性に大いに期待しています!


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