世田谷区の「廃棄物会計」がもう一歩前進! http://takemura.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2005 年 9 月 9 日
世田谷区の「廃棄物会計」がもう一歩前進!
〜粗大ごみの回収・運搬費用が明らかになりました〜
この活動報告の2004年9月10日で「廃棄物会計が一歩前進」を報告しました。それまで「資源」としてしか公表されていなかった古紙・びん・缶の収集運搬費用を、品目別に示すことを議会質問で求めたものが、13年度分から実現した報告です。(バックナンバーをご覧ください)

その後、引き続き「ごみ」として出されていた可燃・不燃・粗大ごみをそれぞれに公表することを求めていましたが、このほど平成15年度分の報告で、粗大ごみの収集運搬費用が可燃・不燃とは別に算出され、明らかになりました。
全国的に自治体が公表しているごみの処理費用はとても大雑把で、「廃棄物会計」とは、ごみ減量のために、収集・運搬や処理にかかる費用を明らかにと市民グループが自治体に呼びかけているもの。生活者ネットワークも協働してすすめています。しかし実際の収集・運搬事業は効率優先で、車両や人員をやりくりしているため、詳細なコストを出すのは簡単でないと担当から聞いており、この数値の影には大変な作業努力があったと思います。みなさんも、ごみ問題を考える貴重な素材として活用してください!

さて、15年度の粗大ごみ収集運搬費用は、9億7278万3000円。区民が処理券を買って負担しているのはこのうち1憶6640万9000円で、約82%が税金です。処理量は5,198トンで、1キロ当たり約187円となります。可燃・不燃ごみはどうかといえば、1キロ当たり約31円で、粗大ごみは約6倍! 来年の4月には中学校給食の用賀調理場跡地に、新しくリユース機能を兼ね備えた粗大ごみの中継所ができますが、まだ十分使える家具などを、これだけの税金をかけて引き取った後、更に税金をかけて破砕・焼却・埋立するよりリユースさせることがいかに重要かわかります。また希望者に販売するのであれば、どの程度が妥当であるか、この費用から割り出すこともできますね。
国は廃棄物処理の基本方針をこの5月に改正し、家庭ごみの有料化推進の方向性を示し、これをもとに世田谷区も有料化の検討を始めています。安易な有料化は不法投棄を生みます。有料化の前に、ごみの減量が目的であることを周知徹底するとともに、何にどのくらいの費用がかかっているのか、区民にしっかりと知らせることを求めます。

★「家庭ごみ有料化の前に取り組むべきこと」を一般質問します。区議会議場に傍聴にいらしてください 9月15日(木)午後3時30分頃〜50分頃 

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