年間53,000台の自転車を捨てている世田谷区!? http://takemura.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2005 年 3 月 19 日
年間53,000台の自転車を捨てている世田谷区!?
 みなさんは日ごろ自転車に乗っていますか? 世田谷区民なら、大半の人が「乗っている」と言うでしょうね。実は私は自転車を持っていません。小学校時代は交通安全のため平日に乗るのは禁止、生活はほとんど歩いて事足りてしまう環境だったため、自転車遊びをしなくなった中学生からはまったく乗っていなかったため、人もクルマもみな一緒という道路で乗る自身がゼロなのです。でも区内の移動は、絶対自転車が便利!と感じているので、自転車専用道路で区内どこでもスーイスイ・・・となったらどんなにステキでしょう!
 その他にも自転車にはいろいろと関心があって、現在開かれている区議会の決算特別委員会・都市整備領域(3月23日)で質問することにしました。質問をつくるにあたって聞き取った現状をお知らせします。

 来年度、区は「自転車利用環境の整備」を実施計画にかかげており、あこがれの自転車ライフ実現のためにおおいに期待するところですが、自転車政策の現状は、駐輪場整備と放置自転車対策に尽きるといってもいいでしょう。現在区立で約24,300台、民営で11,800台と合計で約36,000台以上の駐輪場が整備されていますが、一方で放置される自転車は10月の晴天の平日11時頃で約11,800台程度とのこと。撤去された放置自転車は16年度見込みで69,000台。そのうち所有者に引取られたのが40,000台で、残った29,000台のうち約1,000台を海外譲与しており、最後に残った28,000台が廃棄処分されたといいます。
 17日に行なわれた区民生活領域の審議で、他会派の議員さんから、粗大ごみの主な種類と年間に出される個数が質問されたところ、自転車は第3位で25,000台とのこと。つまり放置自転車の処分と粗大ごみとして出されるもので、私たち世田谷区民は年間に53,000台もの自転車を捨てていることがわかりました!

 昨年から区民まつりと統合した環境まつりでは、撤去自転車を修理したリユース自転車の抽選が大人気で当選確率は100倍ほど。これだけ捨てているのに40台しか出さないのはなぜ? と聞いてみたら、引き取りに来ないものは古かったり状態が悪かったり、また量販店で売られているような1万円以下の安い輸入品。修理費に見合わず、安全性にも問題があるとのことでした。

 来年度、区は放置自転車撤去を「重点項目」施策にかかげ、今年の約2倍の台数=140,000台を撤去する計画です。現在では6割程度の引き取り率もたかめるため、自転車コールセンターを設け、日曜・祝日も問合せに対応するとのことですが、廃棄も2倍、などということになりませんように。私たち区民も自転車ライフを美しくスマートにするために、まず、長く大切に乗れる良い自転車を選び、10分以内なら乗らない、という習慣付けも必要ですね! 


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